NLaEnMの日記

雑多と言いつつ最近は専らシャニマスの話ばかり。他にはTYPE-MOON作品や仮面ライダー、車関連などを気ままに書いてます。

シャイニーPRオファー Vol.1 弊事務所の選考基準について

皆さんこんにちは。たまです。

今日はシャニマスで現在開催中の企画「シャイニーPRオファー Vol.1」について話します。

 

 

シャイニーPRオファーとは?

まずは公式ページを見てほしい。そうすれば多分私からの説明はいらない。

shinycolors.idolmaster.jp

とはいえ一応説明すると、今回の企画は「事務所にオファーが来た」という設定になっている。オファーの担当者から届いた企画書を参考に、適任のアイドルを選出するという内容である。

つまり、プロデューサーの仕事の一部を疑似体験できる企画なのである。

選出するアイドルは3名。個性を前面に出すか、或いは意外な組み合わせで新たな魅力を引き出すか。それとも...。

想像し、選択するのはプロデューサー、つまりアナタ自身というわけだ。

この企画は全3回を予定しており、今回は一番初めのVol.1である。

 

投票について

じゃあ数多のプロデューサーがいる中でどのように選出するんだ?という話だが、ここはやはり投票になる。

ゲーム内でプロデュースなりして投票券を集め、この3人だと思ったアイドルに投票をしよう。

投票の際には必ず3人を選ぶ仕様になっているため、1枚の投票券で3人に投票できることになる。

1アイドルにつき選出は1回までとなる。一度選ばれた場合、以降のオファーでは投票ができない。その点も踏まえて慎重に選出すべきだろう。

 

選出されたアイドル達はどうなる?

なんとSSRサポートアイドルになります。

そしてガチャに登場します。(なんでガチャ???)

加えて、オファーに沿ったテーマの新規オリジナル楽曲がCD化します。

これはもうやるしかないだろう。皆のプロデュース力を見せつける時。

 

Vol.1の企画書

今回オファーをいただいたのはコスメブランドから。

企画書から大事そうな部分をいくつかピックアップすると、

・「今、夢見た私になる」がコンセプト

・新規ブランドの立ち上げ

・メインターゲットは10代

・「憧れ」でもあり「等身大」

・楽曲は「大人っぽさ」重視

この辺りだろうか。

プロデューサーによってどこに重きを置くかは変わってくるだろうが、大体この辺りが判断基準の大きな柱になってくることだろう。

ちなみにVol.2はアニメ主題歌、Vol.3はストリート系ファッションブランドのオファーとなっている。本来の仕事であれば(競合他社との兼ね合いでもない限り)あまり考える必要はないのだろうが、1アイドルにつき選出が一度という縛りがある以上は現時点である程度の方向性は固めておきたい。要は誰を残しておく必要があるかということね。

 

個人的な思い

さて、上記の企画書にザッと目を通してもらったのだが。

この企画はプロデューサーひとりひとりが考えを巡らせ、その人なりの基準でアイドルを選び抜く。そこに重点を置いた企画だと私は考えている。

故にまずは考えてみてほしい。

これから私が選出した3名の紹介とその理由について話していくわけだが、それを見る前に是非一度自分の中で3名を選んでみてほしい。そして願わくばその3名を最後まで貫いてほしい。他人の意見や自分とは異なる考え方を見て楽しむのもこの企画の趣旨の1つだろうが、それに振り回されず、最後までブレずにいてくれると私は嬉しい。

まあこんなの押しつけなのは分かってるけどね。

 

選定に入る前に

企画書を見て皆さんも気になったのではなかろうか?T層だのF1層だの一体何を言っているのかと。

私もそうだ。時々テレビなどで芸能人が口にしているので、視聴者などのターゲット層を表しているのだろうと想像こそできるものの、どれがどの辺りの年齢層を表しているかというのは見当がつかない。

知人数人に聞いて回ってみたが、言葉として認知しているもののやはり意味までは分からないようだった。

ということなので、企画書に出てきたターゲット層について一緒に勉強しておこう。人を選出する(即ち人を落とすという意味でもある)という責任のある立場なのだから、基準はしっかりと理解しておくべきだろう(実はよく知らないまま選んじゃってたけど)。

既に理解している方はこの項はスキップでOKです。

T層

Teenager。男女13歳~19歳を指す。

F1層

FIAが主催するレースカテゴリの最高峰。ではなく、20歳~34歳の女性を指す。

FはFemaleのF。F3層まである。

M1層

Male-1。20歳~34歳の男性。こちらもM3層まである。

 

大体上記の通りなわけだが、企画書を見た感じだとF1層M1層の中でも特に若い層といったイメージだろうか。

まあこの辺深く考えずに決めちゃったから今更何言っても意味ないのかもしれないけど。

 

選定の条件

そんなこんなで、私は以下の要件を中心に選定を行うことにした。

・憧れの対象

・等身大

企画書に書いてあるターゲット層の要件に対し、少なくとも上記のいずれかを満たしている必要がある(主観)。どちらも満たしていると尚良い。

 

選ばれし3名のアイドル

さて、いよいよ本題に入っていこう。本稿では私が選んだ3名のアイドルとその理由について説明していく。

各々納得がいく部分や逆に反論もあるだろうが是非最後まで目を通していただきたい。

有栖川夏葉

f:id:NLaEnM:20230607201004p:image

【アルティメットマーメイド】

一言で言ってしまえば直感。この企画を耳にした時、まず脳裏によぎったのが有栖川夏葉だった。

大人びた風格に社会的地位(社長令嬢)。憧れとしての要素を強く持ちつつ、21歳という若さでターゲットとなるユーザーに近い年齢。主にF1層をカバーできる人材だろう。

大崎甘奈

f:id:NLaEnM:20230607201022p:image

【聞いてマイハート】

17歳という年齢的な距離感の近さ。同年代からの支持が多く、T層への根強い人気と憧れの対象であることが伺える。

プロデューサー視点としても、ひとつ有力な情報がある。【longing】コミュより、憧れられるのも嬉しいがもっと身近に感じてほしいという甘奈本人の意向を知ることができる。これは甘奈自身が憧れの対象となってしまうことで、ファンとの間に距離が生じてしまうことを懸念したものである。上記の意向を持つ甘奈であれば、「憧れ」と「等身大」双方の魅力を兼ね備えたパフォーマンスが発揮できるのではないだろうか。

園田智代子

f:id:NLaEnM:20230607201037p:image

【You're My Dream】

超等身大要員。他2人が「憧れ」要素を強く持つ分、「等身大」の要素を強く持つアイドルがほしいという観点での選出。

 

残念ながら選ばれなかったが候補に挙がったアイドル

厳正なる審査の上、泣く泣く落選としたアイドル達を紹介する。

風野灯織

f:id:NLaEnM:20230607201052p:image

【涼】

バランス要員であるが故の器用貧乏感で採用には至らず。

白瀬咲耶

f:id:NLaEnM:20230607201056p:image

【1/60・NaturalHeart】

夏葉と同じような枠。高校生でありながら憧れとしての対象でもあり、非常にテーマに沿った人材ではある。

しかし夏葉との役被り感が強く、最後は直感で落とさせてもらった。

和泉愛依

f:id:NLaEnM:20230607201106p:image

【今のうちは走らない】

高校生でありコスメにも強そうだが、少しばかりユーザーとの距離感が遠く感じた(憧れの要素が強すぎる副作用ともいえる)ため採用見送り。

市川雛菜

f:id:NLaEnM:20230607201110p:image

【S!GNATURE】

【♡log】コミュより、女性ファンも多くコスメにも造詣が深い容姿が伺える。その自由な姿は憧れでもありつつ、まさしく等身大の姿を写しているに違いない。なんで外した?思い出せなくなっちゃった。

→甘奈とキャラ被るから。どこが?という気もするがおそらく役割的な部分か。今考えると、キャラ被りは良くないかもしれないが役割が被る分には何の問題も無い気がするのだが。

 

中間発表

なんだかんだもうイベント期間も結構な頃合になってしまったため、既に数度中間発表が行われている。

編集時点最新の中間発表がこちら。

割と予想外。

具体的にどこがと言われると摩美々一択。愛依と同じくターゲット層が自己投影がしにくいように思えるため、ここまで票が伸びているのはなんだかなぁという感想。

その他の人物についてはおおむね同意。智代子が圏外なのも当初は疑問だったが、今考えると自然かも。

 

まとめ

もたもたしていたら記事公開がかなり遅れてしまった(いつものことだが)。

まだ投票していないよって方は是非自分なりに試行錯誤して3名を選び抜き、期間内に投票してみてほしい。投票券を獲得できるのは6月9日の11:59まで、まだ間に合う。

折角の機会、プロデューサー業をしっかりとやってのけようではないか。

 

あとがき

この企画を遂行するにあたって、個人的に話しておきたいトピックがいくつかあったのでこの場を借りてお話しさせていただく。

議論

今回の3名を選出するにあたって議論を実施した。相手になってもらったのは、最早説明の必要がないほど当ブログのシャニマス記事に出没している友人のYである。

当初、議論の結果互いが異なる3名に決めてもよいものとしたが、最終的に同じ3名が選ばれることとなったのは意外だった。

というのも、当然の如く互いの所持カードや既読状況などは大きく異なる(より分かりやすく言うとキャラの解像度が違う)ため、事前に選んでおいた3名はもちろん、最後まで完全一致になることはないだろうと踏んでいたのだ。

ところが蓋を開けてみれば、夏葉と甘奈は既に共通項だったし、最終的に全く同じ布陣に落ち着いた。確かに3人目の選定は難航したものの、議論の末園田智代子に決定した。

今考えたらまた違うかもしれないが。とりあえず浅倉を選ばなかったことは褒めてやりたい。

つまらない顔ぶれ

Twitterを見ていると「大方予想通りの面子が上位におり、面白くない」という意見があった。

まあいちいち目くじらを立てるのもなんだが、私はこれに対して異議を唱えたい。

なぜならこの企画は、理由をつけて担当アイドルを上位に食い込ませるための企画ではない。各テーマに最も合うアイドルを3人選ぶこと、それに意義があると私は考えている。その結果が他人と似通ってしまうのは致し方ないことであり、そういった「予想通り」の結果になるというのもまた、皆のイメージが近しいことの証左なのだ。

そもそも仕事に私情を挟まないでほしい。己の担当だからって脳死で票を入れるな。

割と詰めが甘かった

こうして今になって色々思い返してみると、割と雑に決めてしまっている部分が散見される。企画書から拾ったり参考にしたりできていない情報が多い。M1層のこと考えてなかった、とか。

最大の反省点として、「憧れ要素担当」「等身大要素担当」というように分けて考えてしまった点が挙げられる。(とはいえその辺り夏葉と甘奈は兼任できるようにも感じる)

あとはあまり相性を考えていなかったり。同ユニットから2人選出するっていうのは結構まずいかも。

もう具体名を挙げてしまうと智代子が浮いてしまっているという部分に尽きる。人選がダメとまでは思ってないが、最終的にバランスの取れていない結果になってしまったように思う。議論した時に押し通されたってことにしていいかな?

そもそもこれ誰の仕事?

本来コスメブランドの担当者が考えて283プロにオファーするのが普通なんじゃないですか?というツッコミはしたいが...。それを言い始めると企画倒れなので、あくまで事務所に依頼が来たというテイでね。

いやオファーなのに丸投げて。ホントこればかりは突っ込んでも仕方ないのだが。

 

こんなところだろうか。

というわけで、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

どうせこの記事が投稿される頃には期日の少し前とかだろうけど、何度も言ってる通り自分で考えることが大切な企画だと私は思っているので是非一度考えを巡らせてみてください。

それでは。